2016年03月
2016年03月15日
寒い中にも春が近づいているのを肌で実感する
3月の慈光院の風情はたまりません
「慈光院」
寛文3年(1663) 大和小泉藩二代目藩主の片桐石見守貞昌(石州)が、
寛文3年(1663) 大和小泉藩二代目藩主の片桐石見守貞昌(石州)が、
初代藩主である父貞隆(慈光院殿雪庭宗立居士)の菩提寺として
自分の領地内に、大徳寺185世玉舟和尚(大徹明應禅師)を開山に迎え建立した
臨済宗大徳寺派の寺院。
寺としてよりも境内全体が一つの茶席として造られており、
表の門や建物までの道・座敷や庭園、そして露地を通って小間の席という
茶の湯で人を招く場合に必要な場所ひと揃え全部が、
一人の演出そのまま三百年を越えて眼にすることができるということは、
全国的に見ても貴重な場所となっている。
先日法隆寺近くの和カフェ布穀薗さんでランチをとった後に
慈光院の庭園を拝観しながら抹茶をいただこうと
行ってきました
一之門から石畳の参道を通り茨木門へ
茨木門を入ると右奥に閑茶室があります
閑茶室でお庭を見ながらお抹茶をいただきました
何度拝観しても飽きないこの茶室から眺めるお庭の景色は
雑念を振り払え心を清める居場所かもしれません
古都・奈良大和路の慈光院へは
サツキが咲く頃にまた訪れようと思います
(17:27)
2016年03月09日
法隆寺近くに明治期の男爵邸内にある
和カフェのランチが美味しそうとの友人の誘いで
お寺巡りを兼ねて行ってきました
重厚な淀城から移築された門から入ります
門を入ると明治期に司法官を務めた
北畠男爵が晩年を過ごした邸宅の母屋があり
その前に建てられたカフェが布穀薗です
ランチは3種類 その中で好物のそう麺多めのまほろばランチに決定
メインはやまとポークの冷しゃぶサラダです
ごまドレッシングがかかりたっぷりの大和野菜が
ポークの味を引き立たせてくれました
好物のにゅう麺は上品な薄味でしたが
椎茸の風味がしっかり味わえました
蓮根と長芋のもちもち揚げも美味でした
とろとろの大和芋おぼろ豆腐に甘酸っぱい梅味噌が
あっさり味のにゅう麺を引き立たせてくれます
パンナコッタに柑橘ゼリーがかかったミニデザートは
大和ほうじ茶にぴったりでした
明治期の男爵邸に吉野の木材を使った家具
奈良赤膚焼の食器を使用し大和食材で作られたランチは
癒しのひと時を楽しめるカフェでした
この後、大和郡山にある大好きな慈光院で
抹茶をいただくことに 美味しいランチご馳走様でした
(18:16)